（５）発送、入金方法の確認と準備

出品にあたって出荷、支払方法について決めておく必要があります。　私は購入者、出品者両方の心配事項を避けるために商品代引がもっとも良いと考え、定形外外郵便、ゆうパックの商品代引を基本とし、落札金額が１，５００円以下の場合は購入者側に有利になるように商品は先出しして図書券＋切手による支払いを推奨しております。

a)定形外郵便、ゆうパックの料金確認

私は主に郵便局の定形外郵便、ゆうパックを使って出荷しております。　送料は主として梱包重量によって決まっております。　終端ターミナルなど小さな物でも厚さ制限に引っかかって定形外郵便になります。　以下は私が使っている料金表です。　ゆうパックは静岡からの価格表になっておりますので、静岡以外の方は郵便局の情報をベースに修正してください。　詳しくは郵便局のホームページ　http://www.post.yusei.go.jp/ を参照してください。

ゆうパックは他の宅配便との競合もありますので、料金以外の面では定形外郵便より優れている点がいくつかあります。　経験的には翌日、翌々日には配達されること。　配達時間帯指定ができる。　損害賠償。　日曜日も配達していること。　着払いもできます。（ただし、２０円アップ）。　なお、定形外郵便では着払いはできないようですが、ヤマト運輸は着払いも、元払いと同じ料金です。　

定形外郵便、ゆうパックにおける代引にかかわる諸費用において忘れやすいのは、代引されたお金を自分当てに送金する費用です。　 一番簡単で安価な普通郵便為替で受け取る場合でも手数料１００円（為替金額１０,０００円までの場合）がかかります。　受け取った為替の額面は代引金額から手数料金額を差し引かれております。　したがって、専用伝票に書き込む代引金額はその諸費用を含んで次のようになります。　落札者にも誤解を招かぬようお願いする必要があります。

商品代引金額＝落札金額＋送料＋代引手数料（２５０円）＋送金手数料(１００円)　

b)定形外郵便、ゆうパックの送状（伝票入手)

定形外郵便で送るだけの場合は特別な伝票はありません。　必要送料分の切手を貼ればOKです。しかし、定形外郵便による代引の場合やゆうパックには専用伝票が必要になりますので、事前に郵便局で各々５〜１０枚程度入手しておいた方が良いでしょう。　もちろん無料です。　また、ゆうパックの場合には荷物の受付時にコワレモノとして申告しておくこともできますが、事前に伝票と同じように専用の「こわれもの」注意ラベルを複数枚入手しておくと便利です。

なお、ゆうパックで着払いにする場合には、ゆうパック専用伝票[水色]をつかって、窓口でその旨を申請すればＯＫです。

「こわれもの」注意ラベル

c)振込口座の確保

出品情報に商品代引を設定しておいても購入者は銀行振込，郵便振替を希望されることがありますので、オークション入金に使う口座を確認しておいた方が良いでしょう。　また、いつでも口座番号を答えることができるように次のようにまとめておいた方が良いでしょう。　

私は以前は地元の銀行を利用しておりましたが、入金確認には記帳をする必要があり意外と面倒でした。　Yahoo!オークションの本人確認手段として銀行の登録が始まったときに１年間の参加費無料のキャンペーンにつられて、ジャパンネットバンクの口座を開設いたしました。　ジャパンネットバンクは入金情報をメールで連絡する機能があるので、入金確認が簡単になりました。　また、自分が入札する場合には送金も２４時間出来るのでATMの機械まで出向く必要もなくなり非常に助かっております。　ジャパンネットバンク以外のオフィシャルバンクにも同等機能があると思いますので確認されると良いと思います。
なお、郵便振替の場合は振込通知のメールはありませんが、インターネットから残高確認ができます。